添い寝の写真

子供と添え乳と母の睡眠

乳児を育てる段階で、睡眠不足は避けては通れない道です。

 

母体は産後、それに順応できる体(脳の作り?)になっているそうなのですが、だからと言って平気なわけではありません。

1、2時間寝ては泣いて起きる子供、寝かし付ける時間も考えると1日4~5時間寝れればいい方です。

そんな時の強い味方(?)が添え乳です。(添い乳ともいう)

 

添え乳

赤ちゃんと一緒に横になり、寝転んだ体制で授乳すること
添え乳だと、子供に吸わせながら自分も横になり寝ることもできます。

 

私は割と早い段階で限界を感じ、生後1~2ヶ月の時から添え乳をしています。

添え乳をするまで毎日3~4時間の睡眠で、余裕がなくイライラしていましたが、添え乳を始めると子供への授乳の負担が格段に減り、それまでよりも睡眠がとれるように。

さらに母子ともに添え乳に慣れると、最初に吸わせて寝てしまえば、そのあと起きても自分でおっぱいを探り当て、勝手に吸ってくれるように。

かなり楽で、本当に助かりました。

 

ただ、最近では添え乳がちょっと苦痛に。

腰痛持ち(産後の骨盤のずれにより仙腸関節炎というものになりました・・・)というだけではなく、不自然な体制になっているのか節々が痛くなってきたのです。

さらに中途半端とはいえ夜間断乳をしたため母乳の出が悪いのか、そもそも寝付けないのか、吸うおっぱいを頻繁に変えたり、私を押したりたたいたりごねたりするので逆に眠れず。

 

こうなると添え乳のメリットはほぼないです。

しかしそれでも、夜中泣き出して抱っこしてもなかなか寝付いてくれないときはまだまだ添え乳が楽で頼ってしまいますが。

 

真面目な話をすると(別に今までもふざけた話をしているわけではないですが)、添え乳には賛否あり、否を唱えられる原因が少なからずあります。

 

添え乳の際の注意点

 

①窒息
添え乳の途中でうっかり寝てしまったり添え乳の体制が悪いと、子供に覆いかぶさる形になってしまうことがあり、子供の鼻をふさいでしまっていることに気付かず窒息させてしまうことがあります。

また添え乳の後、子供を隣に寝かせているのに寝返りをうって子供に乗ってしまっていることに気付かないなどの危険性も。

 

②吐き戻し
添え乳の場合、そのまま寝かせてしまうためゲップをさせません。

そのため、ゲップや飲みすぎで吐き戻すことも。
もしその時に仰向けで寝ていたらこれも窒息死の原因となってしまいます。

子供が寝たらしばらくは横向きで寝かせておきましょう。

 

③虫歯
母乳だけで虫歯になることはないので、添え乳だから虫歯になるということはありません。
しかし離乳食が始まり、歯磨きなど対処をしておかないと当然虫歯になってしまいます。

 

④中耳炎
必ずなるわけではありませんが、子供の体制が悪いと口端からこぼれた母乳が耳に入り中耳炎になることがあります。

 

⑤乳腺炎
これは母体の話ですが、片方だけ吸っていたり、そもそも吸う体制がずっと一緒なので乳腺炎になりやすくなります。

 

⑥体の痛み
今の私ですが、体制が悪かったり、子供に合わせて無理な体制を取ったりして体を痛めることがあります。

 

その他にも、熟睡しにくく短時間で起きたり、おっぱいを吸いながらでないと眠れなくなるといった問題も起きてきます。

私はまさにこの二つに悩まされました。

 

しょっちゅう起きては吸いついてくるので、どうしても目が覚めますし、おっぱいを吸わせないようにすると泣き叫んで暴れ手に負えない状態に。

現在は夜間断乳をして、寝入りは授乳なしで寝ることができるようになりましたが、夜中に起きた時がどうしてもまだ授乳を要求されます。

 

自我や自己主張が強くなる前、もっと早くに、夜間断乳やそもそもの添え乳をやめるよう努力すればよかったと今では思います。

今思えばですが。

力が強くなった今よりも、1歳前後のころの方が今よりもちょっとは楽な気がする・・・(今となっては抑え込むのも大変で・・・)

 

まぁそうはいっても全て子供次第。
私の子のような子供もいれば、自分からいらないとすんなり卒乳して行く子もいます。

 

添え乳についても各々考えが違うかと思います。
皆さんは皆さんの子供の様子を見ながら進めてください。

投稿を作成しました 52

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連する投稿

検索語を上に入力し、 Enter キーを押して検索します。キャンセルするには ESC を押してください。

トップに戻る