熱性けいれんの写真

2回目の熱性けいれん

前回の熱性けいれんから約一月半、子供は再び高熱に見舞われました。

とはいっても、今回は突発性発疹ではなくおそらくただの夏風邪。
ですがまた39度くらいまで熱が上がり、そして2回目の熱性けいれんを起こしました。

 


その日の朝、体温を測ると38度で保育園をお休み。
病院へ連れて行って熱さましを含めた薬を処方してもらいました。

病院の帰りに買ってきたプリンなどを食べて薬を飲み、今回も子供はおっぱいを飲みながらほぼ寝て過ごしました。
その間、熱が上がる気配があったので脇を冷やし様子を見ていました。

 

夕方、うっすら起きてる子供をあやしながらソファーでテレビを見ていると、抱いている子供に異変が。

子供を見ると、両目を上に向け口をもごもご動かし、両手足を突っ張って抱えていられないほどガタガタ震えだしました。

この時、私がとった行動は5つ。

  1. 時計を見る(けいれん開始時間の確認)
  2. 子供をソファの上に横向きに置く
  3. 動画を撮る(後で先生に診てもらうため)
  4. 治まるまで見守る
  5. 治まったら時間の確認

最初の時に先生に言われた通り、声をかけたり体に触ったりと刺激になることはせず、けいれんの継続時間の確認と、受診時に先生に見てもらうための動画を携帯で撮影。

そして、(本当は床など安定したところがいいのですが、うちの床は板間で置くと痛いかなと思いとりあえず)ソファーに窒息防止のため背もたれによりかからせる感じで横向きに寝かせました。

この時来ていた服は上は丸首のシャツにズボンはゴムだったので放置でしたが、もし衣服がきつそうだったりボタンなどで締めている場合は、緩めてあげる方がいいそうです。

 

けいれん後、前回は寝なおしていた子供ですが、今回は直前に寝ていなかったためか寝ることはなく、朦朧としてなかなか目線が合わなかったため、残業中の夫に電話し、経緯を伝え速攻で帰ってきてくれるよう頼みました。

 

そして夫を待つ間に主治医へ電話。

なんとびっくり、今回も夜間急病センターの当番だそうで、診療時間も数分すぎていたため19時以降にそちらへ来るように言われました。

 

夫が帰宅後、準備して出発。

そのころには子供も意識ははっきりしており、あまり機嫌がいいとは言えないもののけいれんが嘘のようによくしゃべっていました。

 

センターについて、先生に午前の受診後の経緯とけいれん時間を説明し動画をみせ、一般的な熱性けいれんだろうとの判断。

前回同様坐薬をいれて、2回目の坐薬(8時間後に入れる)をもらい、翌朝の受診を指示されて帰りました。

 

帰宅後も子供は落ち着いており、そのまま寝かせてその日は就寝。

翌朝起きて坐薬を入れると、なぜかすぐにうんち・・・。
なんだろう、入れられた物の違和感か刺激で便意を催すんだろうか。

とにかく坐薬は拭いて入れ直しです。

 

診療開始に合わせて病院へ行き、いつも通りの診察をして、けいれん予防の坐薬処方、そしてそれに関しての先生の考え方について説明がありました。

けいれん予防に使用されるダイアップ(ジアゼパム)坐薬は、再発防止に確かに有効ですが副作用があり、使用することでぼんやりしたり長時間眠ったりなど本人の状態判定を難しくし、さらにふらついて転んだりしやすいため使用しない小児科医もいるそうです。

それでも、副作用が強く出ることはまれなこと、坐薬の使用で確かにけいれんを予防できることから、主治医は処方しているそうです。

もちろん、予防薬として自宅保管分を処方するのは私の子供のように発熱によりけいれんを繰り返す場合のみで、さらに言えばこちらが希望しなければ処方することもありません。

私は念のため自宅保管分の坐薬を処方してもらい、それに伴って坐薬についての説明もありました。

ダイアップ坐薬は、1錠目挿入後約8時間効果が持続し、8時間後に2錠目を挿入することでその後16時間は効果があるそうです。
私の場合は熱が38.5度まで上がった場合に坐薬を使うように説明がありました。

ネットで調べてみると、37.5度を超えた場合と書いてあることもあるので、そこらへんはそれぞれの主治医に指示を受けるなり相談した方がいいかなと思います。

 

まれに発熱の原因が髄膜炎や脳炎だったり、ただの熱性けいれんがのちにてんかんになってしまうこともあるようで、けいれんを起こすと心配になります。

ですがすべての子供に起こるわけではなく、さらには私の子供のように2回以上熱性けいれんになるのは3人に1人の割合だそうです。

 

もし自分の子供がけいれんを起こしたときに私のようにパニックにならず、1回目から落ち着いて対処できるように、子供のために心構えをしてあげておいてください。

 

ちなみに後日高熱がでた日があり、38.6度(気づいたら38.5度超えてました・・・)で保管していた坐薬を入れましたが、8時間後には熱が下がっており2個目は使わずにすみました。

今我が家の冷蔵庫には使わずに済んだ坐薬が1個残ってます。

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