赤ちゃんの寝ハゲの写真

子供の後頭部がどんどん薄くなっていくんだが・・・?

寝返りの打てない低月齢の子供は、頭の向きが変わらないことにより頭の形が変わったりする“向き癖”がつきやすいです。
分かりやすい例でいうと“絶壁”でしょうか。

それと同様、ずっと同じ場所を布団につけているせいで頭や髪が擦れて、髪が薄くなったりハゲたりする「寝ハゲ」という状態が起きます。
(絶対みんなハゲるわけではないですが・・・)


 

私の子供は生まれた時から割としっかり髪がありました。
そして、成長するにつれちょうど襟足の上あたりが徐々に徐々に薄く、そして広くハゲてきていました。

後日書く予定ですが、私の子供は寝返りを打たなかったため、座るようになるまではずっと後頭部の髪をかき上げるとハゲてる状態がとてもよくわかる感じでした。

女の子なのに大丈夫だろうか・・・このままだったら可哀そすぎる・・・髪結ぶと目立つなぁとか色々心配しましたねぇ。

 

子供の寝ハゲはなぜ起こるのか

子供の最初に生えている毛は産毛だそうで、必ず抜けて生え変わるそうです。

細く柔らかい産毛は、ちょっと擦れたりするだけでも、抜けたり切れたり。
そしてハゲます。

いや、みんながみんなハゲるわけではないのですが・・・。

この寝ハゲ、心配しなくてもちゃんと髪は生えてくるので予防などは必要ありません。
ハゲたことで気にする必要があるのはせいぜいハゲたところの乾燥くらいで、保湿クリームなどを塗ってあげれば解決です。

それでも、どうしても気になる方は「枕」という手がないわけではありません。

 

子供の枕

枕は本来、大人のS字の背骨を維持して睡眠姿勢を整えるためのアイテムで、背骨がCの形になっている赤ちゃんには必要ありません。
むしろ、枕があることによって背骨が伸びて、逆に負担をかけてしまうことがあるそうです。

それでもやっぱり絶壁や寝ハゲができないように寝かせたいという方は、ドーナツ型(真ん中にへこみがある)の絶壁・寝ハゲ対策用のドーナツ枕があります。

ただし枕を使う際には、子供の体制が無理なものにならないよう、子供にあった高さの枕(薄いもの)を買いましょう。

 

また枕を使うことで怖いのは窒息乳幼児突然死症候群(SIDS)です。

大きなものや柔らかすぎる枕は避け、枕を使うときはよく注意して寝かせましょう。
そして汗をかく子供のために、枕は洗える材質のものを選び清潔さを保てるようにしましょう。

 

実際には何歳から?

小さな子供には必要ない枕。
では一体いつから必要なのか。

 

子供も1歳前後から徐々に背骨が反ってきて、10歳前後には大人と同じ形になります。

枕を使う目安としては、「背骨が頭よりも後ろに出るくらいに反ったら」
まっすぐ座ったときに、背中よりも頭が前に出ているのが枕を使い始める目安です。

ただ子供により成長の度合いはバラバラで、しかも緩やかに反っていくので、小学校に上がるころまでは必要ないともいわれます。

1歳過ぎたころから枕を使う場合は、まずは薄い枕を用意してタオルを使ったり買い替えたりと、子供に合わせて枕の高さは調節していきましょう。

 

私の子供は枕を使わせてみても嫌がって、1、2回使ったくらいでした。

そして、「ほんとに大丈夫かな」とあんなに見るたびに心配していたのに、今となっては笑い話になるくらいハゲていたところにもしっかり髪が生え、ハゲていたとは思えない状態になっています。

とりあえず、もし自分の子供にも寝ハゲが・・・とか、ハゲたらどうしようとお思いの方も、心配しすぎて思いつめるようなことはないので安心してください。
自分で寝返りを打てるようになり、ずっと同じ場所が擦れる状態が解消されればちゃんと生えてくるはずなので、皆さん心配することなく、「ハゲたなぁ」と笑って眺めるくらいの気持ちでいられたらいいと思います。

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